このサイトが完全に機能するには、JavaScript を有効にする必要があります。 プロジェクトストーリー(大規模現場) | インフラテック株式会社

Project Story 02 チーム力で、大型現場に挑む

絆があったから、
成功できた。
大型ボックスカルバートを
手がけた、メンバーの軌跡

  • M.I.

    西日本設計技術課
    課長 SE職

  • S.Y.

    鹿児島技術課
    係長 設計職

  • Y.A.

    三重工場
    主任 工場管理職

  • K.N.

    三重営業所
    営業職

Chapter 01 4.5万坪の土地に、
1700本のボックスカルバートを設置。
類い稀な大規模プロジェクトの始まり

本プロジェクトが始まったきっかけは、「とある中古車のオークション会場計画を着手するにあたり、隣接する土地の造成作業が必要になったことでした」と西日本設計技術課のM.I.は話します。

M.I.: 土地の造成においてはまず貯水池をつくる必要がありますが、雨が降ったときにいっぺんに排水しないよう、調整機能をもたせなければいけないんです。今回のケースでは、『1〜2週間ほど車が膨大な敷地を移動するので、なるべく土地を広く使いたい』というオーダーがあったため、ボックスカルバートを道路下に設置し、地下式雨水貯留施設として活用することにしました

とはいえ、約15万㎡(4.5万坪)の土地の地下に、約1700本のボックスカルバートを設置する必要があるという今までに類を見ない大型プロジェクト。まず鹿児島技術課のS.Y.に相談したところから、プロジェクトは舵を切ったのだとか。

S.Y.: M.I.さんからお話を受け、『どの工場でボックスカルバートをつくるか』『どの型枠で対応できるか』から考案。プロジェクト全体の図面計画を作成していきました

Chapter 02 タイトなスケジュール、膨大な生産量、
製造スペースの不足...
メンバーとの絆で乗り越えた、
さまざまな課題

そんなプロジェクトには数多くの困難があったとメンバーは口を揃えます。三重工場のY.A.は当時をこう振り返りました。

Y.A.: ボックスカルバート1700本を納品する必要があったため、1日5型の型枠で生産しないと間に合わないスケジュールでした。さらに、量が多いためそもそもの製造スペースが足りない、型枠を増産する際の生コンクリート打設に時間がかかるといった問題が発生したんです。生産設備課や品質管理部など、関係各所と連携して解決していきましたね

これを受けて、三重営業所のK.N.は大きく頷きます。

K.N.: 『いかに納期に間に合わせるか』という部分で、工場長を含めた工場の方々とお話したり、M.I.さんと何度も現場に足を運んだりしたのを今も覚えています

「苦労は多かったが、その分充実感もあった」と話すのはM.I.。

M.I.: 今回、ボックスカルバートの製造委託先として3社に関わっていただいています。今まで同業他社が手がけた製品を現場で見たことがなかったので、とても貴重な経験でした。
また、本プロジェクトで施工したボックスカルバートのイメージ画像や動画をお客様に提供したところ、『資料に活用できる』と喜んでいただけたのも嬉しかったですね。担当地区の中では非常に大きな事業を手がけたので、社内メンバーの士気も上がりました

Chapter 03 今回の経験を活かし、さまざまな地域で
インフラテックの価値を発揮したい

最後に、本プロジェクトに携わったメンバーに今後のビジョンを聞きました。

M.I.: 今後は、九州以外の地区にも積極的に進出し、当社の視点を広げていきたいと考えています。折に触れて今回の経験を思い出しつつ、新しいことにチャレンジしたいですね

S.Y.: このプロジェクトを通じて、さまざまな方とコミュニケーションを取れたのが印象的でした。九州だけでなく、関東・中部地区のメンバーとも話しやすくなったのは大きいですね。他のプロジェクトでも、今回培った関係性を活かして協力していきたいと思います

Y.A.: 今まで粛々とボックスカルバートを製造していたのですが、本プロジェクトを契機に私たちがやっていることが広まり、良いきっかけになりました。直近ではメーカーさんからOEMの話をいただいたりと、非常にやりがいになっています。今後もクオリティが高い製品がお客様に届けられるよう、経験を重ねていきたいです

K.N.: 今回のプロジェクトは、M.I.さんをはじめとした先輩方が地道に築いてきたお客様とのつながりがあってこそ、実現できたものだと思います。今後もチームワークを発揮し、ひとつでも多くのプロジェクトを成功に導ければ嬉しいです

インフラテックのメンバー同士の絆がさらに強固になった本プロジェクト。部署・事業部を超えて発揮されていく価値は、今後よりいっそう高まっていくことでしょう。

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