project story

プロジェクトストーリー

従来の40%削減!!現場作業を楽にしたい!壁高欄プロジェクト

▼壁高欄とは・・・

川に架かる橋には、

人の転落や自動車の落下を防ぐための安全柵が必ず設けられています。

その安全柵の最上級が壁高欄です。

高速道路のように、猛スピードで衝突したとしても、

絶対に転落する事がないようにとても頑丈につくられています。

 

▼プロジェクト開始前の課題

建設業界の課題は人手不足です。

特に若い人達からは3K(きつい、汚い、危険)

を理由に敬遠されやすく、就業者の高齢化はどの業界よりも進んでいます。

どうすれば、未来の建設業界を担う若い人材が確保できるのだろうか?

そこでまず最初に考えたのは、

建設現場での作業をもっと「簡単で楽にしよう!」という事でした。

従来壁高欄のような構造物を建設するには、

①型枠という木枠を製作し

②その内部の決められた位置に鉄筋を設置し

③そこにコンクリートを充填し

④一定期間おいて型枠を取外し

⑤綺麗に仕上げて完成させる

という一連の工程が必要です。

その殆どが熟練を要する難しい作業です。

簡単にするには、壁高欄自体を工場で製作すればいいのです。

私たちインフラテックの出番です。

しかしどうやって現地の構造物と一体化させよう?

それが大きな課題でした。

壁高欄は安全柵の最上級です。

たとえ時速100キロ以上で大型トラックが衝突したとしても絶対に壊れてはいけません。

接合部分が脆弱だと、大惨事に繋がります。

 

▼コンクリートにとらわれるな!理念に立ちかえる。

インフラテックでは、朝礼で理念手帳を輪読します。

そこには何か課題にぶつかった時の考え方も書かれています。

私たちはコンクリートメーカーですがそれだけではない。

事業の軸はインフラパーツ。

理念に立ち返ったときに、コンクリート以外のものに着眼し始めました。

その時に出逢ったのがエポキシ樹脂モルタルというものでした。

通例にとらわれない発想ができるのが、

インフラテックがこれまで

「ありえない」

を形にしてきた一つのポイントだと思います。

 

▼生み出された「ありえない」

建設現場での作業がもっと簡単で楽にならないか?

その思いから始まった当プロジェクト。

実際に工期は従来工法の40%削減、手間は60%削減という

素晴らしい成果が得られました。

また一般的には使われていない材料を使うことで、

衝突時のエネルギーをゴムのように吸収し、

より安全で壊れにくい壁高欄が完成しました。

今後は、この工法の実構造物における

施工経験を重ねることにより、

その諸性能について知見を深めるとともに、

将来的には壁高欄以外への用途拡大、

さらには機械施工による完全無人化施工なども視野に入れ、

さらなる開発を進めていきたいと考えています。

「ありえない」への挑戦はまだまだ続きます。

OTHER PROJECTSTORYその他の記事